Diamantina Minas Gerais, Brazil 産　　162×32×26ミリ。 197g　　


面白いテクスチャーのスモーキークォーツの結晶をご紹介です。

モザイクのようなラインが　たくさん刻み込まれた

インパクトのあるこの姿に　私は目が釘付けになってしまいました。

今年のツーソンショーで入手したものですが

「2019年の10月に出たばかりよ！」とのこと。

お店の方はエッチドクォーツと呼んでいました。

エッチドクォーツといえば表面が溶けた感じのものが　まず思い浮かぶかもしれませんが

こちらは　カルサイトや鉄で干渉を受けたのではないかということです。

ロシアのグロースインターフェアレンスみたいな感じですね。


こちらの結晶は　こっくりとしたスモーキーカラー

スラリとしていて　カッコイイ結晶です。

柱面は　ラインが無い面もあり　内部がとてもクリアーで

どこから眺めてもラインが見えて　とても綺麗です。

このスモーキークォーツは錐面はざらざらなタイプなのでしょう

他のすべての結晶が　錐面に磨きが入っていました。

表面を軽く整える程度で　形を変えるまで削るのでは無く

あくまで表面のみという感じで　よーく見ないとわからないくらいです。

柱面はナチュラルなままです。

ボディの中ほどに　ライトニングに似た傷があり興味深いです。

錐面の上の方に欠けがあります。

最後の2枚の写真でご確認ください。

パワフルで魅力的な　新しい水晶です。

是非、手にとって楽しんでいただけたらと思います。